セニアカー(スズキ株式会社)の特徴
介護保険を利用した場合の月額レンタル料金:2,300円~
機能:
約5時間の連続走行ができる。
改良されながら進化している機種ということもあり操作がしやすい。
また座面に座っている姿勢も無理が無く疲れにくい。
特徴:
ハンドルの下に足を覆うようにカバーがついているので、寒い冬場は冷たい風が直接膝や足元にあたらない。
運転操作が分かりやすく設計されており、弊社では一番多く利用されている機種。外装は塗装がされているので色がきれい。
大型フロントバスケトが販売されているので買い物を多くする人は大型のカゴに変えることができる。
そのほか
国内トップシェアの自動車メーカー、スズキのセニアカー。
ココドールでも一番人気の機種です。
また、セニアカーは、新基準、日本工業規格JIST9208:2009を取得しています。
スズキのセニアカーは、2003年度グッドデザイン賞を受賞していることからもデザイン、綺麗な塗装、おしゃれな操作パネルは高い評価を得ています。
4輪タイプに加えサスペンションが採用されていますので、凸凹道や歩道の傾斜でも安定感があり安心して走行することができます。
コーナーでは自動で減速する機能があり自動車やオートバイ等の乗り物の経験がない方も安心です。
危ないと思った時も、とっさの握りこみで緊急停止するセーフティー機能があります。
安全に走行する為の、ライト、ウィンカーも標準装備となります。
セニアカーは、お買い物に出かける時も、レッグシールドが風から足元をしっかりガードします。
前カゴに加え買い物フックがありますので、お買い物袋をそのままかけることができます。
セニアカーに乗降りする時は、アームレストが跳ね上げ式になっていますので楽にシートに座ることができます。
充電方法は簡単で、セニアカーの本体から充電コードを取り出しコンセントに差し込むだけです。
充電中、充電完了の状態は操作パネルで簡単に確認することができます。
ご利用になられたら充電を行い、翌日乗る時にコンセントを抜けば大丈夫です。
セニアカーの操作は、キーを差し込み電源を入れます。前後切替スイッチを前進にしてアクセルレバーを押すと前進です。
後進にしてアクセルレバーを押すと後進します。速度はダイヤルを回して設定する方法とアクセルレバーの押し加減で調整できます。
走行中はハンドル操作をしていただきます。
セニアカーは初めて乗る方にも安全に操作出来る様にシンプルな操作方法になっています。
セニアカー(シニアカー)の主要諸元
■寸法(全長×全幅×全高):1,195×650×1,080mm
■本体重量(バッテリーを含む総重量):66(98)kg
■最高速度:時速6キロ
■安全登坂角度:10°
■連続走行距離:33km
■最少回転半径:1,450mm
■段差乗り越え高さ:75mm
■使用者最大体重(積載物含む):100kg
セニアカー(シニアカー)の歴史
スズキのセニアカーは昭和60年に3輪モデルで開発され発売されました。
当時はゲートボールの全盛期でコートまでの移動手段としてたくさんの方に愛用されました。
セニアカーは、時速6キロ、運転免許がなくても誰にでも簡単に操作できることが最大の魅力です。
電動カートの初期段階は3輪タイプが主流で各メーカーが開発を行います。
自動車メーカー、農機具メーカー、電気メーカーを主体とし、海外製品も数多く登場することになります。
そういった中でスズキのセニアカーはより安全性を高める為に4輪タイプを開発します。
そして、平成11年に4輪タイプのセニアカーを発売します。セニアカーの市場でのシェアは圧倒的で年間約1万台の販売台数のうち約6千台を販売しシェア6割を占めるヒット商品となっています。
電動カートを製造するメーカーは現在では、スズキ(セニアカー)、ホンダ(モンパル)が主体となり、海外のメーカーSHOPRRIDERを筆頭に海外メーカーも活躍しています。
今後の課題としては、事故を防止する為にさらなる安全機能の向上、各メーカーの操作性の統一基準が求められています。
この様な背景の中でスズキ社は電動車いす安全普及協会を引率し各メーカーとの情報共有及び安全への取組み、開発を促進する活躍をしています。
また、販売にはいたっていませんが、平成18年には鉛蓄電池に代わる動力源として、アルコールの一種であるメタノールを燃料電池とし発電し、モーター駆動し走行するといったセニアカーの開発も行っています。
セニアカーは単にトップシェアの商品という位置づけだけでなく、国内の電動カートのリーディングカンパニーとして、たくさんの方に愛されるヒット商品になります。