高齢者に車の運転をやめさせる方法

道路を逆走したり、駐車場でブレーキとアクセルを踏み間違え店舗に激突したりと、高齢者ドライバーによる事故が、ニュースなどで多く取り上げられています。

 

ご家族からすれば、悲惨な事故を起こす前に、高齢なご両親には運転を止めてほしい。これが切なる願いではないでしょうか。

 

両親の自尊心を傷つけることなく、運転をやめさせるにはどうすれば良いのか?そのような悩みを持たれているご家族に向けて、ここでは運転をやめさせるための3つの方法を紹介します。

 

まずは、最寄りの教習所で高齢者講習を受けてもらいましょう。

高齢者ドライバーの交通事故は年間10万件以上。5分に1件、高齢者ドライバーの交通事故が発生しています。

 

視力の低下によって、「左右から進行してくる車や自転車、歩行者に気が付かず、そのまま衝突してしまった」、「左右から車両が進行してくるのがわかっていても、身体の反応速度の低下により、ブレーキが間に合わなかった」このような事故が後を絶たないようです。 高齢者であれば、視力の低下、身体の反応速度や判断力の低下は誰にでも起こることです。

 

しかし、家族から、本人に向かって、「最近、目も見えにくくなっているようだし、そろそろ運転止めた方が」などと言っても、なかなか聞き入れてくれないケースが多いようです。

 

そこで、説得材料として講習を受けてもらってはいかがでしょうか? 

 

70歳以上であれば「高齢者講習」、75歳以上であれば「認知機能検査」という講習が義務付けられています。

 

この2つの講習では、夜間の視力検査や、ブレーキとアクセルを踏む反応速度や認知機能の検査を行います。

 

今まで運転に自信を持っていた方でも、この検査で今の自分の能力を知り、運転免許を自主返納するケースも多くあるようです。

 

この2つの講習は、手数料を支払えば最寄りの教習所で何度でも受けることが出来ます。

 

ご本人が「運転に自信がある」と、かたくなに運転を止めないようであれば、この講習を受けることにより、今のご自分の能力を知ってもらうことで、運転をやめさせるきっかけとなるかもしれません。

 

かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。

ニュースなどで報道されている高齢者の交通事故原因で多く取り上げられているのが、判断力の低下です。

 

この判断力の衰えというものは実際に数値として出すことが出来ます。

 

運転シミュレーターを使った実験では、交差点に進入した際、前方から迫ってくる対向車を回避するまでの時間的余裕が、平均1.9秒に対して、70代の高齢者であると、平均1.2秒という数値も出ています。

 

0.7秒判断が遅れるとどのようなことが起きるのか? 

 

例えば、前方から迫ってくる車両が、時速60kmで走行していた場合では、ブレーキを踏むまでの0.7秒の間に車は約12mも進んでしまいます。

 

このような判断力の低下、また、左右を認識するための視力検査などは、脳神経外科で簡単に検査を行うことができます。

 

かかりつけのお医者さんがいる場合であれば、最近の症状や運転しているときの様子などを伝え、相談してみるのも良いでしょう。

 

運転を止めるように何度説得しても聞き入れてもらえない場合であれば、一度専門医の診断を受け、運転することへのリスクを理解してもらうことも大切です。

 

車の代わりになるものがあることを教えてあげましょう。

これまでお伝えしてきたように、高齢者が車両を運転するリスクはとても高いものです。

 

しかし、足腰の弱っている高齢者にとって、通院や買い物などで外出するときに車は欠かせないものです。

 

いきなり車という移動手段を失ってしまって、外出する機会がなくなってしまった。これではご本人の自立した生活を奪ってしまうことにもなってしまいます。

 

そんな高齢者が外出する際の強い味方になってくれるのが、電動カート・セニアカーという福祉車両です。車両と言っても、運転免許は必要ありません。

 

電動カートは高齢者にとって安全・安心な作りです。自家用車のように数十キロも速度を出すことは出来ません。

 

ハンドルについているアクセルをひねることで前進しますが、速度は人が歩くくらいの速度です。また、急カーブなどでは自動的に減速するようになっており、電気で動くのでガソリンを給油する必要もありません。

 

この電動カートを利用する際には、近隣の地域包括支援センターなどに相談してみましょう。介護認定がされれば介護保険でのレンタル利用が出来るようになります。

 

車の運転を止めてしまったために、今までの生活が出来なくなってしまった。このようなことにならないためにも、介護保険制度を利用し、自立した生活が継続できるよう支援することも、大切なことではないでしょうか。

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